妊娠中・授乳中の歯の痛みどうする?☆マタニティ歯科について①

こんにちは、千代田区・神保町タワー歯科の越智と申します。

 

妊娠中、授乳中の方の歯科治療についてお話させて頂きたいと思います。

 

妊娠中、授乳中はお薬を飲んでも大丈夫なの?レントゲンは取っても大丈夫なの!?歯が痛くなったらどうしたらいいの?!!

出産後、赤ちゃんにカルシュウムを奪われて歯がボロボロになるの??!

 

等々、みなさまの不安の声を伺うことがあります。

 

 

可能であれば、お口の健康な状態でマタニティ生活を過ごして頂き、ご出産して頂けることが最も良いです。

しかし、妊娠中、授乳中に歯が痛むこともあります。

 

妊娠中の歯科治療の注意点と、産まれてくる赤ちゃんがより健康な口腔内を維持できるようにできることをお伝えさせて頂きたいと思います。

 

長くなりますので、今回は、妊娠中、授乳中の歯科治療の注意点についてお話させて頂きます。

治療の時期について

妊娠中、授乳中も、歯科治療を行うことは可能です。

しかし、妊娠初期は極力避けた方がいいと思います。安定期と呼ばれる16週以降に歯科治療が必要であれば行うことが出来ます。

妊娠初期は根本的治療というよりも、応急処置のみ行い、安定期に入ってからしっかり治すことが多いです。

治療内容によっては緊急性もなく、わざわざ妊娠中、授乳中に治療しなくてもよい場合もあります。(虫歯でもなく、痛みもない親知らずを抜く、等)

お薬について

薬の影響は、妊娠中、授乳中も赤ちゃんに対する影響は少なからずあります。その為、慎重に薬を選びます。妊娠中、授乳中でも安全な抗生剤や痛み止めもご用意しております。

治療内容によっては薬を飲まなくてもいい場合もありますので、ご安心ください。

レントゲンについて

授乳中は、レントゲン撮影は問題ないかと思います。

問題は、妊娠中なのですが・・・

歯科で用いるレントゲンの被ばく量はごくわずかで、しかも防護衣をかけて撮影しますので、問題はないと言われておりますが、極力レントゲンは取らないようにしております。

どうしても診断する上で必要な場合のみ、取ります。

フィルム撮影より、デジタル撮影のほうが少ない被ばく量で取れます。当院ではすべてのレントゲンをデジタル化しております。

歯科麻酔について

授乳中は、全く問題ないかと思います。

問題は、妊娠中なのですが・・・

歯科で用いる麻酔は、局所麻酔という麻酔を用います。

部分的な麻酔ですので、胎盤を通って赤ちゃんへ悪影響を及ぼすことはありません。

また、無痛分娩に用いられる麻酔薬と同じものを用います。

 

次回は産まれてくる赤ちゃんの健口を守る為に必要な知識についてお話させて頂きます。

 

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