セレッククラウン症例ご紹介☆比較的安価で、高品質なセラミック治療
こんにちは、神保町タワー歯科・矯正歯科の越智です。
当院でセレックを導入してはや1カ月が経とうとしております。
驚くほど、早く、精密なセラミック修復物を作製することが可能です。
多大な期待をセレックにしておりましたが、実際にはセレックが向いている症例と部位、またセレックには向いていない症例と部位も明らかになって参りました。
セレックが得意な症例
①小臼歯と呼ばれる歯より後ろの歯を白くしたい場合
『白い歯』を入れることが目的であれば、問題ないのですが、本物の歯、のようなリアリティはあまり期待できません。
②単独歯のセラミック治療
前後の歯の状態が良く、1本だけの治療であればとても適合がよく、いい形の歯が出来ます。
③通院時間を極力少なく、短期間で治療を終えたい場合
虫歯をとったり、銀歯を除去した状態から1時間あればセラミックの歯をセットすることが可能です。
④安価で、良い材料での修復を希望される場合
技工所に外注しなくて良い為、一般的なセラミック治療より安価でセラミックを入れることができます。
この症例のように、笑った時に見えてしまう銀歯等についてはとても良いとおもいます
銀歯を外して、セラミックを入れるまで、40分くらいで治療を終えています。
セレックが不得意とする症例
①前歯で、本物の歯のようなリアリティを追及する症例
前歯は、やはりセラミストと呼ばれる歯科技工士の先生に作製して頂いたほうが綺麗で美しいです。
これは優秀な技工士の先生に依頼した症例です。とても綺麗です。
②全顎的な歯科治療における連結冠や、ブリッジ等
全顎的な咬みあわせ治療を行う際には、やはり、優秀な歯科技工士の先生と密にコミュニケーションをとり、治療に取り組む必要があります。
この全顎的な咬み合わせの設計に関しては、コンピューターよりも人の技術のほうが勝ります。
症例に応じて、ひとりひとりの患者様のニーズに合った材料をご提案させて頂きますので、修復材料についてご質問がございましたら、お気軽にご相談下さいませ。